皆さんは人に何かを言われて喜んだり、悲しんだりしたことがあるでしょうか?
誰しもそのような経験があると思います。
では、その言われたことによってどれだけ影響を受けたことがありますか?
良い影響を受けたことがあるのであれば、問題はないですが、悪い影響を受けた場合は速くその状態を抜け出さないと、泥沼には待って抜け出せなくなってしまいます。
日々生活する中で、人との関わりは欠かすことができないからこそ、人に影響されることもあるでしょう。
歴史の偉人としてあげられる人の一人に西郷隆盛がいます。
西郷隆盛といえば、明治維新を作った立役者とされ、維新三傑の一人だとも言われています。
そんな西郷隆盛が、教訓となる言葉を残しています。
世のすべての人からけなされても落ち込まず、すべての人から褒められてもうぬぼれるな
全ての人から貶されたとしても落ち込まず、全ての人から褒められても自惚れてはいけないということです。
人に貶されたら悲しいし、褒められたら嬉しいものですが、度が過ぎると落ち込み、或いは自惚れてしまうものです。
瞬間の感情の揺れは誰しもあると思うので仕方がないですが、度が過ぎて人に影響されてはいけないと言うことです。
幕末の時期に生きた武士として、食うか食われるかと状況で、人に影響されていては到底生きていくことができなかったからでしょう。
西郷隆盛は人に影響されずに、生き抜いたということでもあるのではないでしょうか。
今は時代が違えど、大切な考え方です。
人に影響されてしまえば、自分を失ってしまう可能性もあります。
そうなってはいけないから、人に影響されるなと言うわけです。
人に傷つくことを言われたからといって、感情的になり落ち込んだりせず、褒められたからといって、自惚れて周りが見えなくならないように、気をつけなければなりません。
人にどんなことを言われたとしても、度が過ぎて考えるのではなく、自分をしっかり持って、考え、行動に移していきたいものですね。