忍耐することは得ることが多い
- 村岡敏行
- 2020年7月26日
- 読了時間: 2分
人は忍耐することをあまり好まないと思います。なぜなら辛いからです。人は辛いことを避けたがる傾向にあります。
しかし、人の忍耐する姿には美しさを感じるし、力を受けるものがあります。
ある本にこう書いてあります。
「艱難は忍耐を生み出し、忍耐は錬達を生み出し、錬達は希望を生み出す」とのことです。
つまり忍耐することで希望に繋がるということです。
また、忍耐することによって精神力が磨かれます。本当に深い人として成長するためには忍耐することが必要になります。忍耐してきていない人に忍耐している人の気持ちが分かるでしょうか?決して分からないです。それを分かる人こそ深い人間ですし、より良い考えが浮かび、困難を乗り越えていくエネルギーに変えていくことが出来ます。
他にも自分が忍耐することで、その場の難を逃れることが出来る可能性があります。人助けのために自分が忍耐することにどれだけ価値があるでしょうか?自分が苦痛を受けはしますが、それに耐えることが出来れば、周りの人に命が助かるというのは凄まじく素晴らしいことだと思います。
そのようなことが分かって、行える人間が増えて欲しいと心から願っています。
忍耐することは泥臭いかもしれません。
しかし、忍耐を避けていては人間として本当の成長をしていかないのも事実です。
成功も失敗も経験してこそ人は一人前になっていくものです。
忍耐することがすぐには結果が出てこないときがあるかもしれませんが、そのようなときでも、分かって忍耐することでいずれかは結果に繋がります。
忍耐していることを惨めに思う必要はなく、むしろそれを乗り越えると次元が上がることを信じて忍耐していってほしいものです。忍耐に立ち向かうことで得られることが本当に大きいです。
そうすれば精神が鋭利に磨かれ、強い武器として自分の中に備わっていきます。
忍耐は辛くはありますが、美しく、次元を上げる方法であり、より強くなることが出来ます。そのことを分かって、生活する上での忍耐に励んでいって欲しいと思います。

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